『駅弁ひとり旅』第115話


塩尻駅「ワインランチ」
 
 

ねえねえ大ちゃん!
中央本線の塩尻駅には、ワイン入りの駅弁があるんですって?

 

菜々


大介

うんそうだよ。塩尻駅の名物駅弁「ワインランチ」だよ!

菜々 : わー、本当? 私も飲みたかった…、もとい、食べたかったな。

大介 : オウ、そうだった。菜々ちゃん、いける口だったよね。

菜々 : そうなの。ビールも日本酒もカクテルも大好きだけど、特にワインが大好物! 
     ところで塩尻駅の「ワインランチ」に入ってるワインって、赤、白どっち?

大介 : どっちだと思う。

菜々 : うーん。赤かな、それとも白かな? もしかして、ロゼ? ああ、どっちでもいいよ。
     美味しいワインなら。

大介 : 正解は、赤も白も両方あり。予約販売で、しかも3個からだから、何も言わないと
     白2本と赤1本、あるいは赤2本、白1本の組み合わせだけど、電話予約の時点で
     リクエストすれば全部赤でもOKさ。

菜々 : ところで、塩尻のチョー美味しいワインって、なぁに?

大介 : 塩尻特産のワイン用ブドウはね、ナイアガラ、メルロー、コンコルドの3種が特に
     有名だね。長野県では最大の収穫量さ。塩尻市は、日当たりが良くて、なおかつ
     寒暖の差が大きいから、ブドウ栽培には絶好の場所なんだよ。

菜々 : ナイアガラはフルーティで甘口の白ね。メルローは辛口の赤。大人のワインね。
     そしてコンコルドは…。

大介 : フランスとイギリスが共同開発したマッハ2の超音速旅客機!

菜々 : ズル! んもう、大ちゃん、乗り物のことになると子供なんだから。
     今はワインの話でしょ。

大介 : シュン。だって、コンコルド、乗りたかったんだもん。
     いつか乗ろうと思ってたら引退しちゃったから、もう二度と乗れないんだ。

菜々 : でも、ワインのコンコルドならいつでも乗めるわよ。あら、漢字、 間違えちゃった。
     飲めるわよ。甘口の赤で飲みやすいわ。

大介 : 菜々ちゃん、さすがに週刊アクションの記者だけあって、漢字とワインには詳しいね。

菜々 : ええ、中阪デスクが、お酒と誤字脱字にはチョーうるさいから。アラ、口が滑っちゃった。
     中阪デスクに怒られちゃう。ところで大ちゃんたちが、お昼に「ワインランチ」を食べた
     赤沢森林鉄道のトロッコ列車って可愛いね。

大介 : うん。ゲージ(線路幅)は1mにも満たない762ミリ。機関車も客車も全部小さいからね。
     でも、最盛期の木曾森林鉄道は全長428kmもあったんだよ。東京から関ヶ原くらいだね。

菜々 : 復活した赤沢森林鉄道の全長は?

大介 : 1.7km。

菜々 : んまぁ、本当に可愛い。

大介 : でもね、わずか1.7kmでも復活してくれたから、今も木曾森林鉄道の雰囲気が
     楽しめるのさ。

菜々 : コンコルドも復活するといいのにね。

赤沢森林鉄道



    
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駅弁ひとり旅 第8巻

【監修】櫻井 寛
【作画】はやせ 淳
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