
来年は、4年に1度となるサッカーのワールドカップや冬季オリンピックが開催され、イベント盛りだくさんといえます。日本も負けてはいません。7年に1度の開催となる、諏訪大社の大祭「御柱(おんばしら)祭」が開催されます!
日本三大奇祭のひとつといわれる御柱祭、その姿をテレビのニュースなどでご覧になったことのある方も多いと思います。もっとも有名なのは、急坂を滑り降りる巨木にしがみつく男衆の姿でしょう。しかしながらそれは、御柱祭の一部に過ぎません。御柱祭は、ロングランのお祭りなんです。
そもそもあの巨木(御柱)は何なのか?といったところから説明しましょう。全国に一万もの分社があるといわれる諏訪神社、その総本社が、長野県の諏訪湖周辺にある諏訪大社です。諏訪大社は、境内が4つあります。諏訪市にあるのが「上社本宮」で、茅野市には「上社前宮」、下諏訪町には「下社春宮」と「下社秋宮」。それぞれの社殿の四隅には、モミの巨木が建てられています。7年に1度、この計16本の巨木を建て替え、宝殿を新築するのが御柱祭なんです。
祭の期間は大きく「山出し」と「里曳き」の2つにわけられます。「山出し」では、長さ約17m、直径1m余り、重さ10トンを超える巨木を山から切り出し、里へ運びます。その道中のクライマックスといえるのが「木落し」。巨木に男衆がまたがり、傾斜約30度の急坂を滑り降ります。まさに命がけ!最後まで振り落とされなかった男衆は、この上ない賛美を浴び、後世までの語り草になるそうです。
ちなみに上社と下社では、ところどころ特長が異なります。上社の御柱には、V字型の「めどでこ」がついており、そこにも人が鈴なりにまたがります。一方、下社の御柱には「めどでこ」はついていませんが、木落しの坂は下社のほうが急。その分、スピード感と豪快さが際立ちます。
木落しを含む「山出し」が行なわれるのは、上社が4月2日(金) ・ 3日(土) ・ 4日(日)、下社が4月9日(金) ・ 10日(土) ・ 11日(日)です。

その後、一ヶ月あまりを経て行なわれるのが「里曳き」。山出しは“豪快”なら、こちらは“華やか”。さまざまな時代行列などが行なわれ、神社の社殿の四隅に建てられます。建てる際も氏子が柱に乗り、勇壮な雰囲気が境内に満ちて、フィナーレを迎えます。
「里曳き」が行なわれるのは、上社が5月2日(日) ・ 3日(月・祝) ・ 4日(火・祝)、下社が5月8日(土) ・ 9日(日) ・ 10日(月)です。
7年に一度のお祭りを、ぜひ一度、ご自身の目でお確かめください!その際にはぜひ、駅弁「御柱祭弁当」もお楽しみくださいね。