
古くから交通の要所として栄えてきた佐賀・鳥栖。今回ご紹介するのは鳥栖の駅弁「長崎街道焼麦弁当」です。
今回のメインのおかずはズバリ、焼麦!!といっても焼いた麦じゃありませんよ。焼麦とは、しゅうまいのこと。一般的には「焼売」と書きますが、中国では「焼麦(しゃおまい)」とも言われていることから、駅弁販売元の中央軒さんはこの名前を用いています。それではさっそく焼麦、平らげてみたいと思います!
パッケージにはレトロ感あふれるタッチで描かれた鳥栖駅。フタを開けると、目に鮮やかな三色の「かしわめし」と焼麦が5つ。その他、おかずが目に飛び込んできます。空腹の身としては、このギッシリ感がたまりません。
それではさっそく、焼麦を一口。こちらもまさにギッシリです!肉がたっぷり詰まっていて、肉汁の旨味も。カラシをつけるとさらに食欲がヒートアップ!食べれば食べるほどお腹が空くような気にかられます。それと、やっぱりお弁当に焼麦は合うということを再認識しました。冷めてもおいしくいただけるところがミソですね。
そして、かしわめし。かしわめしといえば福岡県折尾駅の駅弁「かしわめし」が有名ですが、こちらも負けず劣らずの出来栄え。鶏肉(かしわ)、錦糸玉子、海苔がご飯に乗っています。かしわはやや甘めの味付け。これは酢醤油とカラシをつけた焼麦と対をなす味ですね。交互に食べ進めると飽きがこなくてよいかも。ご飯は、鶏スープで炊き込んだ醤油風味の味付けご飯。あっさりとした仕上がりになっています。
ちなみに中央軒さんでは、駅弁「かしわめし」と「焼麦」も駅構内で販売しています。これを両方食べられるように一体化させたのが「焼麦弁当」。その「焼麦弁当」におかずを加えてさらにワンランク、グレードアップさせたのが、今回の「長崎街道焼麦弁当」なんです。

ということで、焼き鮭、かまぼこ、玉子焼き、蓮根と人参の煮物、ふき、菜の花、切干大根、香の物が入っています。こうなればもはや「幕の内」の様相。おかずがふんだんにあるってのは、なんとも幸せな気分になれますね。いやはや、ごちそうさまでした!
さて次回は、古き良きニッポンの街道として知られる長崎街道のルーツ、さらに鳥栖の「かしわめし」と「焼麦」についてもご紹介したいと思います。