次にブレークする宮崎名産品はコレだ!~宮崎駅・元祖 椎茸めし【後編】

元祖 椎茸めし 宮崎県といえば東国原知事の登場により、名産品が次々とメディアで紹介されるようになりました。地鶏、日向夏、そしてマンゴー。特にマンゴーは、今年の初競りで2個20万円の最高値をつけた「太陽のタマゴ」など、最高級ブランドの地位を得たものもあります。

そんな中であまり目立ってはいないものの、椎茸も宮崎県のれっきとした特産品です。干し椎茸の生産量は大分県に次いで全国第2位。宮崎県の各地で椎茸栽培が行なわれています。椎茸の栽培にかかせないクヌギの木をはじめとした森林の豊かさと、温暖な気候が良質な椎茸を育むというわけです。

椎茸の食文化は古く、鎌倉時代には日本産椎茸が中国へ輸出されているほどです。人工的に栽培されるようになったのは江戸時代に入ってからといわれています。当初はクヌギの木を伐採し、ナタで傷をつけて放置しておき、そこに椎茸の胞子が自然に入り込むのを待つ「ナタ目栽培」を行なっていました。こうした栽培を最初に始めたのはどこか?一説には大分とも伊豆ともいわれています。その後、人の手で胞子を着床させる技術などが発明され、従来の「運を天に任せる」方法から、大量生産が可能な生産スタイルに移り変わっていきました。今では全国各地で椎茸栽培が行なわれています。

少し話を元に戻しましょう。先日、テレビに東国原知事が出演していて、宮崎県の椎茸を紹介するVTRが流れました。そこで紹介されたのは、椎茸の中でも「香菇(こうこ)」と呼ばれるものです。

元祖 椎茸めし まず椎茸は、“採れる時期”によって春子(はるこ)、藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)、寒子(かんこ)などと呼ばれます。そして“どの生育段階で採ったか”によっても呼び名が変わり、椎茸の傘が開かないうちに収穫した肉厚のものを「冬菇(どんこ)」、「冬菇」より若干遅めの収穫をした大型のものを「香菇」、さらに収穫時期を遅らせて傘が開いた状態のものを「香信(こうしん)」と呼びます。一般的に、肉厚なボリュームを楽しむ料理には冬菇が、香り高いダシを取るときは香信がよく用いられます。一方、テレビで紹介されていた「香菇」は希少価値が高く、椎茸の中ではかなりの高級品と見なされているんです。もしかすると、今後「宮崎の香菇」は大ブレークするかもしれませんよ!

宮崎に旅行した際には、チキン南蛮や冷や汁、宮崎牛など名物料理を楽しみつつ、椎茸も忘れずに味わってみてはいかがでしょう。

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