【週刊ノリスケ】 駅レンタカーでJRをおトクに

駅レンタカー営業所

おトクにJRに乗るには、いろいろ発売されている割引きっぷを利用する手があります。しかし、ほとんどの割引きっぷは発売区間が限られている場合が多く利用したい区間に用意されているとは限りません。また、行き先が大都市以外の場合、列車を降りてからの足に困ることが多いのが現実です。旅先での不便が嫌で、最初からマイカー旅行とする人も少なくないでしょう。

こういう時の強い味方が「駅レンタカー」です。これは、国鉄が始めたレンタカーチェーンで、現在ではJRグループが引き継いでいます。最大の特徴は、原則として営業所が駅構内や駅前など鉄道利用者に便利な場所にある事と、鉄道と連携した割引きっぷ「レール&レンタカー」がある事です。

営業所の数で言えば、駅レンタカーよりも多いレンタカー会社はたくさんあり、駅前営業所も多く見かけます。しかし、同じ駅で駅レンタカーよりも便利な場所に他のレンタカー会社の営業所があることはまずありません。その上、なによりも魅力的なのはJRも割引になる「レール&レンタカー」です。これは、レンタカーの定員内なら、同一行程の同行者も含めて運賃が2割引、特急料金やグリーン料金、B寝台料金が1割引になるきっぷです。発売の条件は,JR線を201km以上利用することと、そのうち最初にレンタカーを利用する駅までは最短距離が51km以上である事です。個室や「のぞみ」は対象外とか運賃・料金が無割引となる期間があるなどの制約もありますが、出発駅に戻る必要はありませんし、経路を自由に選べるのが便利です。さらに駅の「みどりの窓口」でレンタカーの予約も含めて手軽に購入できるのも魅力です。

昨年12月21日付の記事で「トワイライトエクスプレス」に札幌から大阪まで乗った話を書きましたが、実は「レール&レンタカー」を利用しています。この時の往路は飛行機利用で新千歳空港に着き、復路が列車だったのです。そこで、新千歳から小樽までJRを利用し、小樽で駅レンタカーを利用、小樽から大阪までの乗車券も「レール&レンタカー」でした。個室利用でしたので「トワイライトエクスプレス」の特急料金と個室寝台料金は無割引ですが、乗車券は2割引です。私の場合は1人でしたが、もしも同行者がいたら、運賃の割引分でレンタカーを借りたような計算になります。

駅からの交通手段が不便で、タクシーを使うならば「レール&レンタカー」の方が、安くて便利なケースも多そうです。マイカーなら諦めないとならない「復路での一杯」に魅力を感じる人も多いでしょう。鉄道と車の双方の便利さを活用できる上でおトクな「レール&レンタカー」はお勧めです。

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