【週刊ノリスケ】 新幹線の車内でもネット接続

N700系車内のノートPC

東海道・山陽新幹線の最新形電車は、N700系というタイプです。時刻表の注釈に「N700系で運転」と明記されていますし、ダイヤ改正を知らせるJR東海やJR西日本のリリースではN700系使用列車が増えることにも触れるなど、目玉商品として売り込んでいる車両です。

これまでの車両と比べると、JR東海の所有する車両で初めて山陽新幹線での最高速度が300km/hになったとか、山陽新幹線に比べて急カーブが多い東海道新幹線で、カーブの通過速度を向上させたなどさまざまな特徴があります。こういった速度向上は、実はまだ一部の列車で生かすにとどまっているのですが、今年3月14日に行われたダイヤ改正から、N700系に搭載された新機能を使ったサービスが開始されました。それは公衆無線LANを使用したインターネット接続サービスです。インターネット接続サービスは東京~新大阪間を走る全てのN700系で提供されています。サービス開始から1ヶ月あまり、ようやく利用する機会に恵まれましたので紹介します。

まずは、N700系車内のノートパソコンです。この写真では接続していませんが、この車両の特徴であるコンセントも下方に写ってます。インターネット接続を利用するには、このような無線LAN機能があるノートパソコンなどの端末、そしてあらかじめ公衆無線LANの使用契約を結んでおくことが必要です。多くのインターネット接続プロバイダーは、提携する公衆無線LANサービスが利用できるオプションを用意しています。この提携先が、東海道新幹線内をサービスエリアに含んでいれば使えるわけです。あるいは、公衆無線LANサービスと直接契約する手段もあります。

「@nifty」と「au one net」に契約している筆者の場合、前者を利用するなら公衆無線LANの利用料金は8.4円/分の従量制、後者では月額1,575円の定額制となります。約3時間以上使うならば後者が得ですが、そこまで公衆無線LANを使う予定はないので、NTTコミュニケーションズが提供する「HOT SPOT」の“1DAY PASSPORT”を利用しました。これは、使用開始から24時間有効のIDを500円で購入するサービスです。500円といえば、従量制の約1時間分ですから、新幹線利用時に向いたサービスです。月に何回も東海道新幹線を利用し、公衆無線LANはその時にしか使わないなら、同社の定額サービス「ホットスポット・エクスプレス」(819円/月)がお得でしょう。なお、ソフトバンクテレコムが提供する「BBモバイルポイント」では、プリペイドID(1日500円、14日間1000円、90日間4000円)というサービスがあります。

メールチェックぐらいなら従量制の利用で十分でしょうが、移動時間にインターネットを利用してじっくりと調べるならば定額制のサービスを活用したいですね。

さて、実際に使ってみるとブロードバンドとしては遅めに感じます。と言ってもストレスを感じるほどではなく、実用的な速度だと言えるでしょう。通信速度の理論値は最大2Mbpsだそうですから、初期のADSL接続サービス並みです。いろいろなホームページを見ていたら、東京から新大阪までの2時間半はあっという間でした。

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