【週刊ノリスケ】 流氷ノロッコ号に乗ろう

「流氷のロッコ号」からみた白鳥の群れ

今週からしばらくの間、都合によりノリスケに代わってノリオが当欄を担当することになりました。よろしくお願いします。
では、さっそく乗り物大好きノリオがノリノリの旅をはじめます!

みなさん、「流氷ノロッコ号」を知ってますか?
JR北海道が毎年冬場に運転しているトロッコ列車のことです。
夏場は「湿原ノロッコ号」など開放感のあるトロッコ列車として活躍していますが、流石に真冬の北海道では寒すぎるため、窓は閉めてあります。でも、夏場に使用するトロッコ客車と同じ車両なので、開放感あふれるものです。さらに、車内ではダルマストーブを焚いてくれるから暖かいです。

冬の道東といえば、その名物はオホーツク海にやってくる流氷ですよね。このオホーツク海は、網走から知床斜里にかけてだと、国道よりも釧網本線の方がよく見えます。そこで、毎年流氷が接岸する2月から3月にかけて「流氷ノロッコ号」を運転しているのです。もっとも、流氷を見られるかどうかは運次第。いつでも見られるという人から、何度行っても見られないという人まで、実にさまざま・・・

かくいうノリオは、昨年2月20日に乗ったのですが、意外なほど暖かい日でした。案の定、流氷ははるか沖合に行ってしまい、わずかに浮いている氷の固まりを少しだけ見るに終わりました。それでも、真っ青な青空とオホーツク海、それに凍り付いた大地の風景は日本離れしていて、居合わせた乗客達はみな満足げです。

やがて、原生花園の辺りまでくると、線路端にある小高い雪の斜面に点点点と穴があいています。あれ?と思ったら、案の定、列車に同乗しているガイドさんから、キタキツネの足跡だとの案内がありました。この辺りではよく見かけることがあるそうです。こうなると、乗客の視線は当然のように雪の斜面に釘付けです……と、その時、前方の車両から「お~」というような声が聞こえ、それが私の乗っている車両にまで伝播してきました。たしかに、野生のキタキツネがそこに居るのが見えました!キタキツネは、道東の山道を車で走るとよく出くわします。線路端で三脚を構えていたら、キタキツネの方から寄ってきたこともありました。ただ、大抵、夏場で、毛が薄くて貧相に見える時期でした。でも、流石に真冬のキタキツネは違いました。見事な毛並みに包まれています。野生のキタキツネは珍しくないと思っている私でも「おおっ」と思うくらいですから、同乗されていた方々には、きっと強い印象として残ったものと思います。

やがて、北浜駅で小休止をしたあと、網走までのラストスパートをしはじめたところで、川を渡りました。ふと見ると、川面には白鳥が群れになって休んでいます。白鳥も東北から北海道にかけては珍しくないとはいえ、一般的には間近に見る機会があまりないでしょう。またまた、車内に歓声があがっていました。そういえば今朝ほど、釧路から知床斜里へ向かう列車が釧路湿原にさしかかったところ、エゾシカに線路を阻まれてしまい、警笛を鳴らしながら最徐行で走っていたことを思い出しました。さすがは自然がゆたかな道東ですよね。

皆さんも、この冬、大自然を求めて道東の旅をしませんか?
「流氷ノロッコ号」の今冬の運転日は、1月31日(土)~3月8日(日)の毎日です。毎日2往復で、運転時刻は次の通りです。

 流氷ノロッコ2号 知床斜里08:55→10:00網走
 流氷ノロッコ4号 知床斜里11:57→12:53網走

 流氷ノロッコ1号 網走10:25→知床斜里11:22
 流氷ノロッコ3号 網走13:57→知床斜里14:48

上記区間の乗車券は810円で、指定席利用の場合にはさらに指定席料金300円が必要です。

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