JR宇都宮駅構内でジャズを聴こう!! 宇都宮駅・ジャズの宮【後編】

ジャズの宮ジャズの故郷、ニューオリンズが「ジャズの街」なのは世界中の人々が知るところですが、日本にも「ジャズ」を掲げた街がいくつかあります。

まずは横浜。大正時代、日本で初めてジャズが演奏された地といわれています。戦後も米軍が駐留した横浜では、関内や伊勢佐木町にジャズを聴かせる店がいくつもあったとか。さらに古くから外国人がコミュニティを形成していた神戸や、上海から入ってきたジャズが一大ブームとなり、街中にジャズスポットが溢れた大阪・道頓堀なども「ジャズの街」として名を馳せてきました。1950年代以降は、日本に「ジャズ喫茶」ブームが到来。宇都宮は神戸や横浜に比べるとジャズの歴史は浅いといえますが、この頃になるとジャズ喫茶やジャズの流れるクラブが人気を博しました。

しかし宇都宮が「ジャズの街」たるゆえんは、なんといっても「多くのジャズミュージシャンを輩出した街」だから。ジャズファンでなくとも名前が知れ渡っているアルトサックスプレイヤー、「世界のナベサダ」こと渡辺貞夫氏も宇都宮出身です。他にも世界で活躍する多くのジャズメンを輩出しています。

そんな宇都宮で開催される一大ビッグイベントが「MIYAJAZZ INN 2008」。1974年に第一回目が開催され、ジャズを愛する人々の手で守り抜かれてきたイベントです。今年の開催日は11月1日(土)・2日(日)の2日間。オリオン市民広場(オリオンスクエア)、JR宇都宮駅構内、二荒山神社下の宮、オリオン通りイベント広場(曲師町)でストリートイベントが繰り広げられ、宇都宮ジャズ協会加盟13店舗でライブハウスイベントが催されます。

ジャズの宮オリオンスクエアでは、地元アマチュアミュージシャンをはじめ、全国から選抜されたアマチュアミュージシャンと宇都宮、栃木県ゆかりのプロミュージシャンが競演。デキシー、スイング、モダン等、幅広いジャンルのジャズが観衆を魅了します。宇都宮駅構内ではストリートパフォーマンスやアマチュアバンドステージを実施。宇都宮駅がパフォーマンスのメッカ、ニューヨークのような雰囲気に包まれること請け合いです。会場や時間帯によってはジャズのみならずゴスペルやブルース、フュージョンなどの演奏もあり、開催2日間は音楽によって街が覆われることになりそうです。

それだけではありません。「宇都宮餃子祭り2008」も“ミヤジャズ”と同じ11月1・2日に開催されます。もしかしたら、この2日間は「1年を通じてもっとも宇都宮に多くの人が集う」日になるかも。ぜひとも秋の休日、宇都宮でジャズと餃子を楽しんでください。


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