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【週刊ノリスケ】 生き残ったケーブルカー
斜面に敷設された線路の上を、ワイヤーロープ(鋼索)に引かれて車両が上下するケーブルカーも、法令上は鉄道の一種です。専門的には鋼索鉄道と呼ばれ、国土交通省鉄道局が管轄しています。全国の観光地に点在しており、その多くが戦前派です。長い歴史をもつ路線でも、観光客の好みの変化により、廃止されるところもあります。 最近、廃止の可能性が高いと報じられたのが、別府ワンダーラクテンチという遊園地のケーブルカーでした。九州唯一のケーブルカーで、全長は254mです。井戸の釣瓶式に2台の車両が交互に上下する本格的なケーブルカーとしては、国内最短として知られていました。この路線は、戦前に開設された別府遊園地への輸送施設として、1929年9月に開通しました。太平洋戦争中に不要不急の路線として、一時廃止されましたが、残された施設を整備して、1950年に復活しています。別府ケーブルラクテンチという名称で、長らく親しまれていましたが、利用者の減少に苦しみ、2003年に遊園地遊具のメーカーであり、遊園地の再生事業にも取り組む岡本製作所に買収され、現在の別府ワンダーラクテンチと改称され、遊具の増設などてこ入れを図りました。 しかし、状況はあまり好転しなかったようで、この7月に同社は、この8月一杯で閉園する方針を発表しました。来年9月の開業80周年を目前に、ケーブルカーに廃線の危機が迫ったのです。しかし、九州での新聞報道によると、8月中旬までに地元の不動産・観光会社九州観光ホームが事業を引き継ぐことが決まったそうです。遊園地の名称も旧の別府ケーブルラクテンチに戻すそうです。これで無事に開業80周年を迎えられそうです。 トラックバック
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・九州には、もうひとつ、北九州市の皿倉山に帆柱ケーブルカーがあったと思いますが。西日本の都市部は九州を含めて山が迫っているところが多いので、これから高齢化社会を迎えるにあたり、ケーブルカーの活躍できる場所はまだまだありそうですね。 投稿者: つく1 | 2008年11月28日 20:07 つく1 様 コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、北九州市には帆柱ケーブルカーがありますね。こちらは、実質的に北九州市営で経営基盤がしっかりしているためか、2001年に線路から大掛かりな整備を行い、車両も垢抜けたデザインのスイス製に代わっていますね。 投稿者: 乗り物大好きライター_来住 | 2008年12月02日 17:07 |




