【週刊ノリスケ】 今年は多彩なSL「やまぐち」号を運転

通常のSL「やまぐち」号

JRグループでは、地元の自治体などと共同で「デスティネーションキャンペーン」という観光キャンペーンを各地で行っています。いまは、6月末までの「山梨デスティネーションキャンペーン」が開催中です。そして、7月1日からは、対象を山口県に移し「山口デスティネーションキャンペーン(以下、山口DC)」が始まります。

この山口県で代表的な観光の対象に、山口線を走るSL「やまぐち」号があります。そこで山口DC期間に合わせ、JR西日本では、普段の姿とは異なるSL「やまぐち」号の運転を予定しています。

まずキャンペーンの初日7月1日には、通常のC57形蒸気機関車とレトロ調客車5両に代わって、C56形蒸気機関車と12系客車2両のSL「やまぐちDC」号を運転します。C56形はローカル線用の小型機関車ですから、短い列車の先頭に立つ姿もよく似合います。運転時刻は通常のSL「やまぐち」号と同じです。このSL「やまぐちDC」号は、さらに7月23日から8月末までのSL「やまぐち」号や後述のSL「やまぐちDX」号が運転されない日と9月の祝日でない月曜日と金曜日、キャンペーンの最終日である9月30日にも運転されます。

8月1日から3日までの3日間は、C57形とC56形の重連(機関車2両で列車を牽くことを重連といいます)で、欧風客車「サロンカーなにわ」の6両を牽くSL「やまぐちDX」号が運転されます。これまでも団体専用列車としてイベント用客車を使ったSL列車が走ったことはありますが、一般客も乗車できる列車として走るのは初めてのはずです。

さらにこれは例年のイベントですが、8月のSL「やまぐち」号は、C57形とC56形の重連で牽引され、さらに東海道本線の特急「つばめ」「はと」が電車特急となるまで使われたマイテ49形一等展望車を通常のレトロ調客車に増結します。

つまり今年の山口線では、上述の列車に加え、写真のC57形がレトロ調客車を引く通常のSL「やまぐち」号の4つのスタイルのSL列車を見たり、乗車する事ができるわけです。今年の夏に、山口旅行はいかがでしょう。津和野から特急「おき」に乗り継げば、世界遺産となった石見銀山や今年だけ御本殿の特別参拝ができる出雲大社にも足を伸ばせますよ。

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