『駅弁ひとり旅・こぼれ話』 62話

 

漫画アクション大好評連載の「駅弁ひとり旅」、
第62話の今回はどこの駅弁かな?

菜々


大介

旭川駅だよ。北海道の道庁所在地は札幌市で、
JR北海道でも札幌駅が一番立派だけど、
旭川市は第2の都市なのさ。旭川駅は、函館本線、宗谷本線、
石北本線、そ して富良野線の4路線が発着する
重要な駅なんだよ。

菜々 : なーるほど。ところで旭川駅の駅弁は?

大介 : よくぞ聞いてくれました。4路線の要駅だけに、当然、乗り換え客も多い。
     だから駅弁も多いよ。えー、旭川駅名物「海鮮てんこめし」はいかがですか?
     「蝦夷鴨めし」に「ダブル親子飯」も美味しいよ!
     人気の旭山動物園をイメージした「動物園弁当(Zoo Ben)グルメbox」!
     お寿司なら「だいせつ寿し」、そしてオイラの大好物「ジンギスカンホット弁当」!

菜々 : すごいね、さすが、駅弁博士の大ちゃんだ! パチパチパチ(大拍手)!

大介 : て、照れるな! 

菜々 : ところで、大ちゃんの大好物の「ジンギスカン」って、
     たしか昔のモンゴルの王様の名前でしょう。
     それがどうして焼肉の名前になっちゃったのかしら?

大介 : ウーム、菜々ちゃん。難しい質問だね。漢字では「成吉思汗」と書いて
     「チンギス・ハン」って発音するようだけど、
     モンゴル帝国を建設し皇帝となって全モンゴルを統一し、
     やがてアジアからヨーロッパにまたがる大帝国を築いた歴史的な人物だよ。

菜々 : 伝説には、兄の源頼朝に追われた義経が北海道から大陸に渡ってチンギス・ハンに
     なったって話もあるわよね。

大介 : 特に北海道には義経北方伝説が多いよね。源義経が生まれたのは1159年、一方、
     チンギス・ハンは1162年誕生なので年代的にも一致する。そんなところから、
     悲運だった義経が、大陸で大成して欲しいと夢見た人々の気持ちが、
     チンギス・ハンに結実したんだろうね。

菜々 : うーん、いい話。で、チンギス・ハンと焼肉のジンギスカンの関係は?

大介 : 実はね、全然関係ないみたいなんだ。というのも、いわゆるジンギスカン鍋で
     羊肉を焼くジンギスカン料理は、日本、それも北海道で生まれたもの。
     モンゴルでは昔から羊の焼肉料理はなかったそうだよ。羊の放牧が盛んなモンゴルの
     イメージからジンギスカンって呼ばれるようになったんだろうね。

菜々 : モンゴルっていえば、現役の東西横綱、白鵬、朝青龍ともモンゴル出身だよね。
     強いよね。日本のお相撲さんにも頑張ってもらいたいな。

大介 : うん。北海道産のジンギスカンを食べて、頑張ろう!



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漫画アクション5号
2007年2月19日発売
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駅弁ひとり旅 第4巻

【監修】櫻井 寛
【作画】はやせ 淳
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