3日間限定発売の激レア駅弁を食す!JR発足20周年記念駅弁【前編】

東日本寿司宝今年の4月1日、発足20周年を迎えたJRグループ。以来、20周年を記念したイベントや謝恩きっぷの販売などを行なってきましたが、10月6~8日にかけて東京駅構内で、駅弁にまつわるイベントが行なわれました。その名も「JR東日本縦断駅弁大会~秋~」。JR東日本エリア42社の駅弁84種が集まり、そのうちの35種は「JR発足20周年記念駅弁」。その中には期間限定発売の激レア駅弁もありました。「なんで事前に教えてくれなかったんだ!」というご指摘、甘んじて受けます・・・情報を得たのが遅すぎました・・・。今回は恐縮ではございますが、そんな激レア駅弁のひとつ「東日本寿司宝」をご紹介させていただきます!

「東日本寿司宝」は、この春開催の「東日本縦断駅弁大会」で販売された折詰め弁当「東日本宝」の第二弾といった位置づけの駅弁です。「東日本宝」はJR20周年にちなみ、東日本各地の名産を2品目集めた幕の内スタイルでしたが、今回はその名産を「寿司」に仕立て上げています。包装紙には東北・甲信越の地図と、その大地をひた走る新幹線の勇姿が。鉄道好きなら、これはちょっと捨てられない!ていねいに破かないように包装紙を開き、フタを開けると・・・おお!賑々しい!

東日本寿司宝寿司は全部で8貫。新幹線が走る各県をイメージして作られたものだそうです。せっかくですから、北から食べていきます。まずは「青森」をイメージした「八戸産 鯖寿司」です。これがじつに肉厚!酢の按配も見事です。鯖寿司といえば若狭や京都で古くから祭りや祝い事の席で食べられてきた、庶民の「晴れ」の料理。20周年記念弁当にふさわしい一品ですね。青森県八戸も鯖の名産地として知られ、味噌煮や〆鯖として庶民の食卓を賑わせてきました。

さて、お次は「岩手」行きます。写真の右から二番目にある不思議な物体。これが「凍み豆腐射込み寿司」です。
「射込み」とは、ひとつの食材にギュギュッと別の食材を詰め込んだ料理のこと。たとえば「辛し蓮根」は、蓮根にカラシが「射込んで」あるわけです。今回の駅弁では、凍み豆腐(しみどうふ)の中にひじきご飯が射込んであります。凍み豆腐はトコロ変われば呼び名も「高野豆腐」「こおり豆腐」などと呼ばれますが、かつて岩手などでは農閑期となる冬、豆腐を寒さで凍らせ、ワラで編んで軒下に吊るして作ったそうです。肝心の味もなかなかのもの。ご飯と合わさる寿司であるため、凍み豆腐がたっぷりと水気を含んでいてジューシー。素朴だが粗野でない、上品な味に仕上がっています。

さーてまだまだこれから、といったところですが、残りの豪華絢爛な寿司のご紹介は次回お届けします!

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