第50話 苫小牧駅「サーモン寿司」700円

サーモン寿司夕月:大介さ~ん! 今回は日高本線ですって? うれしいわ。私、前から大好きだったんです、日高地方が。

中原大介大介:やあ! 漫画アクション編集部の夕月麗華ちゃん。日高が好きだって? 日高のどこが? お、わかったぞ、日高昆布だ! 酢昆布、うまいからねえ!


夕月:エーン、酢昆布だなんて、大介さん。私、まだ花の新入社員です。酢昆布と梅干しが似合うお年頃まで、あと、50年はあるわ! プンプン!

中原大介大介:おっと、そいつは失礼しやした。で、夕月ちゃんは、日高の何に憧れてたんだい? 意外なことに、モトカレとかが、日高にいたりして……。





夕月:ピンポーン!

中原大介大介:ホント? 隅に置けないね。もしかして、今もいるの?






夕月:大ピンポーン!

中原大介大介:え、マジかよ。モトカレじゃなくて、イマカレ?






夕月:ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!

中原大介大介:まいったな、夕月ちゃんの目が、ベルバラ(宝塚風)になってる。 あれー、その瞳に映ってる彼って、もしかして、サラブレッド?





夕月:そうなの。こう見えても私、学生時代の4年間、馬術部よ。全国大会にも出たし、 毎年、夏の合宿は日高の牧場だったの。だから、とっても、懐かしいわ。ねえ、大介さん。私もこの夏休み、日高に行きたくなっちゃった。美味しい駅弁、教えて?

中原大介大介:オーシ、それじゃあ、教えちゃう。日高本線の起点、苫小牧の駅弁だ。まず一押しが「サーモン寿司」。おっと、掛け紙を外す前に、イラストをよく見てごらん。北海道のサーモンらしいご機嫌な絵だよ。




夕月:あ、私、このイラスト、どこかで見たことあるかも。京都の「おたべ」かな?

中原大介大介:よく、思い出したね。何を隠そう、このイラストこそ、故おおば比呂司さんの名作。おおば先生が大好きだった駅弁が、「サーモン寿司」だったんだよ。名前は「サーモン寿司」だけど、ほら、紅色がサーモン、白身が銀鱈さ。それぞれ食べても美味しいし、両方同時に口に含めば、また違う味覚が広がる。


夕月:それで、700円というリーズナブルな価格もうれしいですね。よし、夕月、決めました。この夏休みは絶対日高!編集長、新入社員の夕月にも夏休みください!

編集長:オイラも、行きてえなぁ。でも会社、休めねえし。サラリーマンは辛いよ。






上の駅弁を漫画で読む

漫画アクション16号
2007年8月7日発売
他の駅弁を漫画で読む

駅弁ひとり旅 第3巻

【監修】櫻井 寛
【作画】はやせ 淳
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://ekispablog.jp/cmt/mt-tb.cgi/892