【週刊ノリスケ】 魅力あふれるJR九州の特急

特急「かもめ」用885系電車

4月1日の記事で話題としたように、JRが発足して今年で20周年です。時には画一的などという陰口も叩かれた全国共通の国鉄形車両を引き継いでスタートしたJR各社も、いまでは個性豊かな独自の車両が目立ってきました。

特に特急用車両は、会社の顔となるばかりでなく、特急による都市間輸送は大都市圏の通勤輸送と並ぶ収益源ですから、各社とも力が入ってます。その中でもJR九州は、ひときわ特急用車両に力をいれ、多数の個性豊かな特急が九州島内を走り回っています。

同社の特急用車両の特徴の一つに、流線形へのこだわりが上げられます。この写真の特急「かもめ」用885系電車のように、先頭が流線形の車両は、いかにも速そうで、格好がよく、鉄道会社のイメージシンボルとして相応しいデザインです。流線形の先頭車は、鉄道運営の面では使い勝手が悪い点もあるのですが、利用者へのアピール効果を意識してか、同社が新造した特急車両の先頭車は全て流線形で、レールファンの人気も高くなっています。

系列ごとに際立った個性のある内装も特徴の一つでしょう。鹿児島本線用として誕生した787系電車では、客室内は落ち着いたダーク系の色彩でまとめられています。その次に日豊本線用として誕生した883系では、一転してメタリックな雰囲気の座席など明るい車内となり、長崎本線用に登場した885系ではテーブルや床などに木製の部材を多用しています。

さらに車両が陳腐化しないように、リニューアルを欠かさないことも特徴の一つでしょう。例えば、国鉄形を脱却しJRグループのトップを切って1988年に登場した新形特急電車783系では、1994年からリニューアルに着手しています。現在では、1992年に登場した787系や1994年に登場した883系もリニューアルが行われています。

カラフルな色遣いが見ているだけで楽しい「ひゅうが」「きりしま」用の485系電車や全車ハイデッカーの「ゆふいんの森」など他にも魅力的な車両が多数活躍するJR九州の特急は、鉄道の旅の魅力を再認識させてくれます。今ならJR九州全線が特急自由席も含めて乗り放題の「九州特急フリーきっぷ」(2日間用22,000円・3日間用25,000円)が発売中(利用は7月16日まで)です。さらに、先週末から来週末までの6月後半の週末3回には、土日の2日間10,000円で乗り放題になる「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」が発売されています。今週末分はもう手遅れでしょうが、6月30日・7月1日の2日間用ならまだ間に合いますよ。魅力的な特急に乗っての九州巡りはいかがでしょうか?

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コメント

 九州特急のリニューアルと言えばキハ185系を思い出します。デビューから20年と少しで3回も改装したあたりJR九州の特急用車輌に対するこだわりが出ています。
個人的には九州はディーゼルカーが魅力的です。

投稿者: おーあいてぃー | 2007年06月25日 00:41


せっかくコメントをいただいたのに、不手際でご返事が遅れ、申し訳ありませんでした。

おっしゃるとおりキハ185系のリニューアルも魅力的ですね。外観ではフォグランプの新設でより引き締まった感じがしますし、内部は先頭部助士席側のウッドカウンターや仕切りのガラス化が特に印象的でした。
キハ183系1000番台も3回のリニューアルを受けながら、大切に使われていますし、ゆふいんの森が魅力に溢れるのはいうまでもないですね。機会があれば、こんどはJR九州のディーゼル特急を取り上げたいと思います。

投稿者: 乗り物大好きライター_来住 | 2007年07月13日 21:10


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