【週刊ノリスケ】 「昭和の日」といえば

今上陛下がご乗車になっている1号御料車先日、クイズ番組を見ていたら、グラビアアイドルが「4月29日は何の祝日か?」という問題に答えられませんでした。正解は「昭和の日」ですね。昨年までは「みどりの日」でしたが、「みどりの日」が祝日でない休日だった5月4日に引っ越して、29日は新設された「昭和の日」となりした。このブログの読者なら、ほとんどの人が「なぜ昭和の日か?」をご存知でしょう。そう、昭和天皇の誕生日だったからです。

天皇陛下と言うと連想される事柄は人それぞれ違うでしょうが、レールファンなら大半の人が連想するのが「お召列車」や「皇室用車両」。

国鉄では「1号編成」と呼ばれるお召列車専用の客車編成を整備し、昭和天皇が公式行事で在来線を使われる際は、原則としてこの編成を使いました。しかし、平成になってからは、お召列車に特急用車両など一般の車両を使う事が多くなり、「1号編成」の出番は激減しました。これは、なるべく国民に近い視線でありたいという今上陛下のご意向などとも言われますが、真偽のほどはわかりません。一方、この「1号編成」は、JR発足の際にJR東日本が引き継ぎ、1987年に昭和天皇にとって最後となったお召列車を運転するためにJR九州へ貸し出されて以来、JR東日本管内からは出たことがありません。

このように出番が減った「1号編成」ですが、JR東日本は特急用ディーゼルカーを保有しないためか、非電化区間でお召列車を運転する際には今でも起用されるほか、今上陛下が国賓として来日された外国の国王陛下と共におでかけになる際にも使われます。

この1号編成に代わる車両を開発すると2004年6月にJR東日本が発表し、早ければ2006年度末に登場するという報道がありました。その後の動向は発表されていませんが、さまざまな理由から「1号編成」がこの先長く使われるとは思えませんので、代替車両が現れるのは間違いなさそうです。先に書いたように「1号編成」は、今上陛下の使用が少なかっただけに、引退するとなるとレールファンにとっては「1号編成」=昭和天皇のお召列車 というイメージになるかもしれません。

写真は、数少ない今上陛下がご乗車になっている1号御料車です。1号編成中央部に連結された陛下がご乗車される車両で、駅や沿線のお出迎えやお見送りに応えるために、大きな窓が下降式で開くのが特徴です。めったに走らない「1号編成」が走るとあって、沿線では大勢のレールファンが待ち構えてました。むろん、私もその一人でした。

お気づきかと思いますが、先々週から【週刊ノリスケ】の記事では、画像をクリックすると大きくなります。めったに見られない1号御料車をじっくり見てください。

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