ぷりっぷりの歯ごたえが人気!西明石駅・ひっぱりだこ飯【前編】

ひっぱりだこ飯東経135度の日本標準時子午線が通る兵庫県明石市。この地は瀬戸内海が育んだ豊かな海の幸を水揚げする地でもあります。なかでも有名なのが明石のたこ。今回は、その味覚を存分に楽しめる駅弁「ひっぱりだこ飯」にトライしてみました!

「ひっぱりだこ飯」の器は、実際のたこ漁で使われる「たこ壷」をイメージした瀬戸物。パッケージには電子レンジでの調理法や温める分数などが書かれています。お土産として購入し、レンジで温めて食べ、空になった器は佃煮や梅干などの入れ物として使う、というのもよさそうです。

さっそく封を開けると、閉じ込められていた薄口醤油の香ばしい香りがふうっと押し寄せます。炊き込みご飯の上に乗っているたこの足をさっそく食べてみると、ぷりぷりとした程よい歯ごたえ!煮込み加減も抜群で、固すぎず柔らか過ぎずの食感でたこ本来の味を楽しめます。プチプチ、ころころとした吸盤の食感も楽しい!

ひっぱりだこ飯脇役もバラエティーに富んでいます。竹の子は鰹ダシで煮しめる「土佐煮」。醤油と鰹の風味がほのかに効いています。そして穴子は「しぐれ煮」。しぐれ煮は一般的に、貝にショウガを加えて煮た佃煮のことを指します。素材の旨味を残しつつ、ショウガで生臭さを取りたいときには有効な調理法といえるでしょう。その他、かまぼこ、菜の花、錦糸玉子、椎茸、ニンジンなどもあり、たこ壷の中に彩りを加えています。

ご飯を食べ進めていくと、器の底には嬉しいおまけ、たこのすり身で作った「たこ天」が入っていました。いわゆる「一口サイズのさつま揚げ」とでもいいましょうか、練り込まれた白ネギもしゃきしゃきとしたアクセントを演出し、風味も豊かです。最後まで飽きずに、美味しく頂けました!

この「ひっぱりだこ飯」、平成10年4月5日に開通した世界最長のつり橋、明石海峡大橋を記念して誕生したんだそう。明石市の近海で捕れる「まだこ」は日本一の漁獲量を誇りますが、「たくさんとれるから日本一」というだけでなく、その味も日本一といわれています。そのヒミツは次回ご紹介します!



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