明石のたこはナゼ美味い!? 西明石駅・ひっぱりだこ飯【後編】

ひっぱりだこ飯日本人は世界有数の「たこを食べる」民族。なかでも関西の消費量は関東を大きく上回っています。明石のたこは、古くから関西の台所を賑わせてきました。たこ壷などの「捕り方」から、美味しく食べるための保存法、調理法に至るまで、明石の地はたこにまつわる文化を育んできたのです。駅弁の名前にもなっている「ひっぱりだこ」。これはもともとたこの干物を作る際、足を竹串で刺して四方に広げて干していたことに由来するそうです。

さて、明石のたこには季節によって異なる呼び名があるのをご存知ですか?冬は「寒だこ」、初夏は「麦わらだこ」、お盆の頃は「盆だこ」などと呼ばれています。一応、旬は「麦わら」から「盆」にかけてといわれていますが、季節問わず美味しい理由は、瀬戸内海の環境にあります。

ひっぱりだこ飯明石海峡はたこの好物、蟹やエビが豊富であることがまずひとつ。さらに海峡は潮の流れが強いため、たこの運動量が豊富になること。「明石のたこは立って歩く」という言葉もあるくらいです。マッチョでタフゆえ、あのこりこりとした食感が生まれる、というわけですね。

そんな明石のたこは、街おこしにも存分に活用されています。いくつか紹介してみますと、まずは「明石・タコ検定」。

明石・タコ検定:http://www.tako-kentei.com/

上記ホームページには問題にチャレンジすることもできます。ちなみに私は15問中3問正解でした。難しい!「たこや明石の漁業についてなら任せろ!」という方はぜひ挑戦してみてはいかが?そして明石市と淡路島を結ぶフェリーは、その名もずばり「たこフェリー」。

たこフェリー:http://www.taco-ferry.com/index.html

上記ホームページではいきなり河内家菊水丸さんが歌う「たこフェリー音頭」が流れます。たこフェリーのキャラクターをあしらった受験グッズも人気だとか。たこは英語で「オクトパス」。転じて「置くとパス」、つまりグッズを置いておくと試験にパス(合格)する、という語呂合わせがニクイですね。

街をあげて、たこを尊ぶ明石。西明石駅に立ち寄る際は、「ひっぱりだこ飯」をぜひ堪能してみてください。

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