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「大魚は大味」、当てはまらず! 小田原駅・金目鯛炙り寿司【後編】
昨今は漁獲量も目減りしていますが、昔から主に関東地方で食されてきました。地域によってはアカギ、マキン、ギンデイ、カゲキヨなどとも呼ばれています。ちなみにカゲキヨとは平家の荒武者、悪七兵衛景清が由来だとか。 その水揚げ地として栄華を誇ってきたのが伊豆半島、なかでも東海岸の稲取港は金目鯛の水揚げ量日本一。金目鯛の街として知られています。 一般的に「大魚は大味」といわれ、大きな魚は味が野暮ったいという説がまかり通っていますが、これは魚によりけりです。伊豆半島の金目鯛は、大きいもので全長50センチを超えます。そして大きければ大きいほど脂が乗って美味い!といわれているんです。 味の良さはさることながら、栄養価の高さも特徴のひとつ。高タンパクで低カロリー、美容に良いとされるコラーゲンや、活性酸素を抑制するアスタキサンチンやDHAなどの成分も多く含まれています。 調理法としては「煮付け」「焼物」「刺身」がポピュラーで、あまり寿司ネタになることはありません。しかし、「炙り」を加えて余計な脂を落とし、「押し寿司」にして賞味期間を延ばし、駅弁として美味しく食べられるようにした「金目鯛炙り寿司」は、創意工夫の産物だなと思います。 ちなみに稲取では1月20日(土)から3月31日(土)の間、日本有数のひな祭り「雛のつるし飾りまつり」が催されています。観光がてら、本場の金目鯛を味わいに赴いてみてはいかがですか? ▽稲取旅館協同組合公式サイト▽
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目に鮮やかな赤色と、金色に光る眼。その様相はどこからどうみても「鯛」。地方によっては、真鯛のかわりとして祝い事の席で供されることもある金目鯛ではありますが、じつは「鯛」の仲間ではありません。分類的には「タイ科」ではなく、「キンメダイ科」として区別されています。水深500メートル、深いところでは800メートルに生息する魚で、イワシよりも以前に誕生した、原始的な魚なんです。